くろだより11号肺塞栓最前線
- 竹六総合医療コンサルタント
- 2018年5月3日
- 読了時間: 2分
くろだより11号は救急をやっていれば切っても切り離せない肺塞栓の話題。
「意外と失神に多いじゃん。」と言う内容、肺塞栓を否定するためのルール、そしていつも造影検査したいけど腎機能がどうたらこうたら、という問題に切込みを入れる腎機能と造影の関係についても取り上げました。
現場でしか体験出来ない豆知識として
「外食中の失神で救急搬送される中年以降の患者の食事内容は、9割以上うどんである。」
です。今まで10年見てきましたがほとんどうどんです。福岡以外は分かりませんし、長野はそばかもしれません、北海道は味噌ラーメンかもしれませんが、ともかく福岡はとんこつラーメンではなくうどんです。
うどんでフーフーして食べるから体内のCO2が下がるのか、
胃に熱いものが入って血管拡張したところで立ち上がって血圧が下がるからなのか、
その後トイレに行って大をしてから立ち上がることによる影響があるのか、
うどん屋の店内と店外の気温差による影響かわからないのですが、なぜかうどんなのです。
うどんには血圧を下げる効果があるんじゃないのかと思うほどです。
ちなみに飲酒は酔ってる時は血圧を下げ、アルコール量が増えると何と心筋梗塞の危険度はどんどん下がりますが、酔が覚める朝方からは逆に血圧が上がり、心臓以外の病気の危険度が上がるため総合すると適度な飲酒が良い、ということになります。
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